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「使徒、再来」 |
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「シ〜ンジっ」 コントローラを握るシンジの後ろからアスカは飛びついた。 突然首に手を回され、シンジは目を白黒させる。 「うわぁっ、な、なに?」 「あんたまだそれやってるの?」 「うん……今やっと『ゲンドウ』が転生してくれたところなんだ。やっとクリアできそうだよ」 ゲーム機に差しこまれたソフトには『ライブ感覚RPG 新世紀エヴァンゲリオン』の文字。 「あんたねぇ、その家族とか知り合いの名前入れてゲームするのやめなさいよぉ」 「いいじゃないかぁ、このほうが感情移入できて面白いんだよ」 「ん〜なこと言って、死んで居なくなるキャラにあたしの名前入れないでよね!」 「だ、大丈夫だよ……多分……はははは……。 あ、ほら、この髪の長い女の子なんてアスカにそっくりだろ? この娘の名前アスカにしていい?」 「あっ、このショートのキャラ、レイにそっくりじゃない?」 どうこう言ってもイメージの合うキャラには知人の名前をつけてしまう二人。 「さぁて、あたしの名前をつけた以上、無敵のシンジ様とくっつけなきゃダメよ! ……あたしたちみたいにね♪」 「うぁっ、ア、アスカ……のっからないでよ……」 「嬉しいくせにぃ」 「そ、それはそうだけど……」 「……あのさぁシンジ、たとえば……たとえばの話だけど……あたしが……」 ふとアスカの声が真剣さを帯び、抗っていたシンジの動きが止まる。 「2回目、だったら……どうする?」 シンジは微笑んでアスカを抱き寄せた。 「何回目でもアスカはアスカだよ、そんなこと関係ない」 「シンジ………」 アスカの顔に安堵の色が広がる。 「…それにね、アスカ」 アスカの頭を胸に抱いてシンジは呟く。 「僕だって23回目なんだよ………やっとそばに居られるのに、離すもんか」 |
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